現代のモノづくりに欠かせない技術・「溶接」のキホン
- 2021.11.19
「溶接」。具体的な作業内容を知らない人でも
その言葉は、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
船舶や橋梁、高層ビルなどの超大型構造物から
家電や情報機器などの小さな電子部品に至るまで
数多くの製品がありますが。その多くに溶接技術が使われています。
溶接は金属をつなぐためのとても優れた方法で
現代のものづくりの基盤。代表的な金属加工といえます。
したがって、溶接にかかわる仕事も数多くあるわけです。
金属加工の仕事に携わる方、または関心のある方にとって
溶接の正しい知識と基本的な技術は、とても大切です。
金属をつなぐ、すなわち接合する方法には
大きく分けて次の3つの方法があります。
1、機械的接合法・・・ボルトやリベットなどで締め付けて機械的に組み立てる方法
2、接着剤接合法・・・接着剤で止める方法
3、冶金的(やきんてき)接合法・・・金属の特性を活かして接合する方法
一般的に、「溶接」は、治金的接合法のことを指しています。
溶接には、さらに次のような方法に分かれています。
・融接・・・金属の接合部を局部的に加熱し、溶かして接合する方法
・圧接・・・加熱した接合部に圧力をかけて接合する方法
・ろう接・・・接合する金属自体は溶かさずに、接合部の隙間に別な金属を溶かし入れて接合する方法
いずれも、複数の母材(溶接される材料)が、隙間なく一体化するように接合することが必須です。
愛知県弥富市にある「実高工業 株式会社」は
溶接技術を用いた製缶業をはじめ、工場設備機械のメンテナンスや
欠損した部品の修繕などの補修工事業を主に承っている会社です。
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